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雪のあと要注意!屋根・雨どい点検チェックリスト(石川・福井の積雪地域向け)
こんにちは!石川県・福井県で外壁塗装や屋根リフォームをご検討中の皆さまへ、役立つ情報をわかりやすくお届けします。
今回は外壁・屋根サイト向けに、「雪が降ったあと、屋根や雨どいって点検した方がいいの?」という不安に寄り添いながら、積雪地域(石川・福井)で“あとから高額修理になりやすいポイント”を先回りして防ぐための内容をまとめます。
結論はシンプルで、雪のあとこそ“短時間の点検”がコスパ最強です。
雪・風・凍結が重なる冬は、ズレや詰まりが小さいうちなら早く安く直せる一方で、放置すると雨漏りや腐食に広がりやすいからです。
目次
雪のあとに屋根・雨どい点検が必要な理由
雪のあとに点検が必要なのは、「大きく壊れてから直す」よりも「小さい異常を早めに直す」ほうが、費用も不安も抑えられるからです。 積雪地域の冬は、屋根に“重み”がかかり、落雪で“衝撃”が入り、風で“めくれ”が起き、夜間の冷え込みで“凍結”が重なります。
結論:雪のあとは屋根と雨どいを点検したほうが安心です。
理由:積雪の重み、落雪の衝撃、強風、凍結で「ズレる・割れる・外れる・詰まる」が起きやすいからです。
具体例:瓦がわずかに浮いたまま次の雨が来ると、下地に水が回って雨漏りに発展しやすくなります。
まとめ:だからこそ、雪のあとに“10〜15分の点検”をして、怪しいサインを早期に拾うのが大切です。
そして点検は「屋根だけ」を見るより、屋根→雨どい→外壁の順に流れで確認すると、原因と結果がつながって理解しやすくなります。
まず大前提:雪下ろしや屋根に上るのはNG
屋根の点検は、地上から目視できる範囲が基本です。積雪期は滑落リスクが高く、無理な高所作業は危険です。
点検の目的は「自分で直すこと」ではなく、異常の有無を早く見つけて、必要ならプロに繋ぐことです。 不安がある場合は、写真を撮って相談するだけでも判断が進みます。
安全のコツ
双眼鏡やスマホのズームを使うと、屋根に上らなくてもズレや欠けが見つけやすくなります。
点検は日中の明るい時間に行い、足元が凍っている日は無理をしないでください。
屋根・雨どい点検チェックリスト(石川・福井の積雪地域向け)
ここからは、雪のあとに確認したい順番でチェックリストをまとめます。 スマホで写真を撮りながら進めると、相談時も話が早いです。
1)屋根のチェック(地上から見える範囲)
まずは屋根材の“並び”と“浮き”をざっくり見ます。遠目の違和感が、実は大きなヒントになります。
- 屋根材(瓦・スレート・板金)が波打って見える
- 瓦のズレ、一部の欠け、割れがない
- 棟(屋根のてっぺん)が曲がって見える、浮いている感じがない
- 板金(棟板金など)がめくれていない
- 雪止め金具の周辺が浮いている、金具が曲がっている
- 屋根の同じ場所だけ雪が残るなど、排雪の偏りが目立つ(下地の歪みサインになることがあります)
2)雨どいのチェック(詰まり・変形・外れ)
雨どいは、雪解け水を受ける“水の通り道”です。ここが詰まると外壁に水が当たり、劣化が早まります。 特に雪解けの泥や落ち葉が混ざると、詰まりが起きやすくなります。
- 雨どいがたわんでいる、外側に開いている
- 金具が外れて雨どいがぶら下がっている
- 雨どいの継ぎ目から水が垂れる跡がある
- 落ち葉や雪解けの泥で詰まりそうな気配がある
- 地面に水たまりができ、外壁に水が当たる(あふれのサイン)
3)外壁・基礎まわりのチェック(被害の“出口”を探す)
屋根や雨どいで起きた不具合は、外壁や基礎まわりに“跡”として出ることがあります。 ここを見ておくと、「どこから水が回っていそうか」の当たりがつきます。
- 外壁に雨だれが増えた、黒い筋が急に増えた
- 窓まわり・換気フードまわりのコーキングが切れている
- 外壁のひび割れが以前より伸びた気がする
- 基礎まわりが濡れやすい、コケが増えた(排水不良の可能性)
ワンポイント
「気になる箇所の写真」だけでなく、屋根全体が写る写真も1枚あると、原因の推定がしやすくなります。
要注意サイン:見つけたら早めに相談したい症状
次の症状がある場合は、放置すると雨漏り・腐食につながりやすいので、早めの相談が安心です。 “軽い違和感”の段階で動けると、修理の選択肢も増えます。
- 室内の天井に薄いシミが出た
- 強風のあとに屋根材のカタカタ音がする
- 雨どいから水があふれて外壁に当たる
- 以前は無かった場所に水たまりができる
- 軒天(屋根の裏側)が黒ずむ、剥がれてきた
石川・福井の冬で“点検が効く”タイミング
積雪地域の点検はタイミングが重要です。おすすめは次の3つです。
「一気に全部直す」ではなく、「異常の有無を確認して、必要なところから優先的に手当てする」考え方が冬は現実的です。
- 雪が止んで安全に歩ける日(屋根に上らない前提)
- 強風・突風のあと
- 雪解けが進んだ頃(詰まりや漏れが表に出やすい)
プロ点検を頼むときのコツ(見積もりで損しない)
相談時に次の情報があると診断がスムーズです。結果的にムダな工事が減り、損をしにくくなります。
- 屋根全体の写真を3枚(正面・左右斜めなど)
- 気になる箇所のアップを2〜3枚
- 「いつ頃」「雪のあとか」「強風のあとか」を一言メモ
- 雨どいのたわみ、継ぎ目、落ち口(縦どい)付近の写真
見積もりで確認したい話し方
点検結果は「どこが原因か」「応急処置で止まるか」「恒久対策が必要か」を分けて説明してもらうと判断しやすいです。
“今すぐ必要な工事”と“様子見できる工事”が分かれると、予算も組みやすくなります。
まとめ
雪のあとに屋根や雨どいを点検するだけで、冬のトラブルはかなり早期に気づけます。石川・福井の積雪地域は、雪・風・凍結が重なりやすく、 屋根のズレや雨どいの詰まりが起点になって雨漏りへ発展しやすい傾向があります。
だからこそ、屋根に上らず地上から安全にチェックし、怪しいサインがあれば早めにプロへ繋ぐことが、損を防ぐ最短ルートです。
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